ラノベの認知度も上がってきたものの
まだまだ面白い作品はたくさんあるぞ!!
ということで
個人的におすすめしているライトノベルを34作品紹介していくぜ!
選んだ基準は、基本的に
10巻以内に収まっているもの(短編を除いて)
でオススメの作品。
なのでスレイヤーズとかロードスとかはないのでご容赦を。
その中でもここ最近のものを積極的に入れてあります。
最近のもののほうが
新しく読む人にとって、ハードル低いはずだしね
ちなみにランキングではないのであしからず。
タイトル前のナンバリングは単純に数を数えているだけなので!
では行きましょう!!
10月からアニメが始まった『ゴールデンタイム』の
竹宮ゆゆこのラノベデビュー作
主人公、田村くんがツンドラ系ヒロインと不思議系ヒロインの
板挟みに合い、苦悩し、前に進んでいくラブコメディだ!!
昨今の竹宮ゆゆこ作品のハイテンションさは若干抑えられ
テーマ的には、どちらかと言うとウエットな印象を受ける本作。
2人のヒロインが抱える問題を知り、揺れ動く田村くん。
それでも彼女たちに真っ直ぐぶつかって行く
そんな主人公の姿がまさに青春で素晴らしい!!
2巻で完結しているものの
可能であれば続きが読みたいなぁ……
相馬可愛いよ相馬!!
>>4
長いけど頑張るぜ!
3、やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
アニメも終わり、認知度もグッと高まった感のある本作。
だがしかし、アニメを見ただけで満足していないかい?
アニメが面白レベル10だとすると
原作は面白レベル82くらいはあるぞーー!!
捻くれ主人公、八幡のパロネタを散りばめた
小気味の良い地の文が面白い本作。
主人公の現実に対する斜に構えたスタンスが、どことなく共感を誘う。
また、主人公の立ち位置と問題への対処方法が確立した中盤以降から
「この主人公はどうやったら幸せになれるのか」と
まじめに考えてしまう始末。
彼がいつ素直になれるのか、という点もポイントになってくるだろう。
ゆきのんよりもガハマさんルートへ行ってくれーー!!
『リセット』
それは世界を3日分元に戻す特殊な能力。
そんな能力と、様々な能力を使う人間が当たり前に生活する街——咲良田
本作は不思議な街を舞台に
幸せを目指す者たちの物語である。
『記憶保持』の能力者である主人公、ケイを中心に
様々な能力者たちが持つ、内なる問題にスポットがあたる本作。
静かさと穏やかさを感じる作風が心地よく
能力を巧みに使ったストーリーラインが素晴らしい作品だ。
イラストレーター椎名優の美麗イラストと
巧みなイラストの配置が物語の魅力を二倍三倍に引き上げている点も脱帽。
とにかく完成度の高いライトノベルなので
しっとりした物語が読みたいという人にオススメ!
勉強を除いて、あらゆる事に才能を発揮する天才『高橋』。
彼は中二病を発病したのか、高校一年生の一年間を
孤高ぶってぼっちのまま不意にしてしまった。
(単純にコミュ力不足感は否めない)
二年生になった彼は、
普通の学園生活を過ごすため行動を起こす。
そんな折、高橋の才能を見込んだ、
生徒会長を目指す腹黒少女『佐藤さん』が現れる。
高橋は斎藤さんの生徒会長就任を裏から支援するための部活、
『高橋部』を設立することになるのだった。
本作の面白さは、何よりもまず�橋のキャラクターだろう。
多岐に渡り天才性を発揮するものの、どこか残念であり
性格もクズっぽいので、見ていて非常に面白い。
行動原理がゲスなので、逆に清々しく感じる不思議。
地の文を読んでいて楽しめるタイプなので、
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』などが好きな人は気に入るだろう!
>>16主人公のタイプは違うけど、合うと思うよ
これは夢と現実の物語である。
宇宙にはトルクと呼ばれるコロニーが浮かんでいた。
そこに人間はおらず、電波で会話する猫とロボットが生きている。
トルクには異教徒として滅びかけている
『スカイウォーカー』と呼ばれる者達がいた。
彼らの夢は、死後に魂が向かうとされる『地球儀』という惑星へ
生きたまま辿り着くこと。
37番目にして、最後のスカイウォーカー『幽(かすか)』は
相棒のロボット『クリスマス』と共に地球儀を目指す。
彼の夢が、彼と出会う様々な者達に影響を与え、
楽しい日々と、悲劇をもたらしてく。
とにかく、終盤が泣けてしかたない。
夢を追うことの儚さ、孤独、現実の辛さ
それでも夢を追うことはやめられないのである。
楽……
あれなんだかんだいって結構面白いんだよなぁ
そら面白いの盗作してたんだから面白いんじゃね
あれはセリフをパクってただけだからストーリー自体はオリジナル
まあだからって許される訳じゃないが
第18回電撃小説大賞 大賞受賞作!!
廃墟の街で、暴走した兵器に追われる少女は、棺で眠る少年と出会う。
彼こそ軍最強の戦略兵器、鬼虫『蜂』の操縦者であったのだ!
時代は昭和101年!!(昭和!!)
『鬼虫(きちゅう)』と呼ばれる
戦闘兵器の戦いが描かれる和風SFライトノベルだ。
とにかく新人とは思えないくらいに安定した作品である。
全体的なバランスが良く
特に戦闘シーンが盛り上がる盛り上がる!
因縁の対決っていいよね!!
テンポが良く、過不足のない文章が素晴らしい。
また鬼虫の操縦者である『九曜』は
鬼虫と一体となった兵器であり、そのため感情が欠落している。
そんな彼と、彼の主となった少女との交流も心温まりグッド!!
1巻でも十分綺麗に締まっているので
とりあえず読んでみよう!!
どことなく秋山瑞人成分を感じることができるので
秋山ファンも手取ってみると良いかも?
7、さよならピアノソナタ
薄幸の天才ピアニストの少女と
音楽マニアの主人公の交流が描かれる純愛青春ライトノベル。
実在するロックとクラシックが物語に深く関わり
物語の現実感を強めていてグッド。
青春バンドモノとしても非常に優秀であり
こんな青春を送りたかったと思うこと請け合い。
時に熱く、時に切なくさせてくれる青春模様は素晴らしい!!
イラストの植田良の透明感のあるイラストとの相乗効果も高く
完成度の高いライトノベルだろう。
最近、作者が悪い意味で話題になってしまったが
作品の面白さとはまったく関係なし!!
巻数も丁度良いので、スッキリと読めるだろう!
悪徳資産家の息子として
周囲の人間を虐げてきた主人公にスポットがあたる。
物語は父親の逮捕から始まる。
そこから起こる、犯罪者の息子という立場への容赦の無いイジメ。
それはガス弾によって左目が抉られ、視力を失うまでに発展してしまう。
「代償を支払わせる」
父親から徹底的な『損得』の教育を受けた主人公は
奪われたものに見合う代償を支払わせることを決意する。
そんな折、彼は偶然、本物の『拳銃』という圧倒的暴力を手に入れてしまう。
それが彼を破滅への道へ突き進ませていく——
「この学校をコロンバイン高校してやろう」
という衝撃的な一文が綴られる本作。
性と暴力が入り乱れる本作。
倫理観的には確実にアウトと言わざるを得ないが
妙な読後感と圧倒的開放感を感じるラストは秀逸!!
重度のロボットオタクな社会人の主人公が
人型ロボットの存在するファンタジーな異世界に転生することから物語が始まる。
ロボットの存在に狂喜乱舞し
ロボットにかかわるために人生をかける主人公。
前世の記憶を持ち
通常ではありえない発想によって
異世界のロボットを改修していく展開が非常に面白い!!
幼い少年(前世の記憶を含めればオッサン)が
異世界の当たり前を破壊し、多くの人間を巻き込んでいく様は
実に爽快感のある俺TUEEE!である。
メカ系に強いイラストレーターの黒銀さんの
ロボットデザインも格好良くて素晴らしい。
物語のスケールも大きく、これからの期待感も高い!
ブラック企業のリーマンとして日々激務に追われていた主人公。
そんな彼が、異世界に召喚されるところから物語は始まる!!
召喚された先にいたのは、異世界の国の女王だった。
なんと主人公はその国の血族であり
女王との間に子供を作るためにこの世界に召喚されたのだった。
相手は好みの爆乳美人の女王様!!
公務はすべて女王が取り仕切るため、自分は仕事をしなくていい!!
現実世界よりも不便な世界ではあるが
ブラック企業で働くよりは……とその申し出を受ける主人公。
そして爆乳美女とのイチャイチャライフが始まった!
本作の魅力は主人公とヒロインの相思相愛っぷりだろう。
2人が徐々に絆を深め、愛を育む様にニヤニヤできる。
さらに現実世界の道具や知識を使い
主人公が周囲の人間を驚かせるなど、少し変わった俺TUEEE!感も味わえる。
ちなみに、主人公がわりと真面目な性格なので
ヒモ生活は早々に終わり、普通に王族として働いてます。
え、これラノベ化してたの?
まだなろうで連載続いてんじゃん
ちょっと巻数出てるけどオタリアとかも好き
超高スペックな主人公、御門帝人が
リア充を超えた存在『リア王』を目指す学園ハーレム?ライトノベル。
とにかく主人公のキャラクターが濃く
ハイスペックのくせに常識が全く無いため
やることなすことが馬鹿そのものである。
2人のヒロインを巻き込んで、リア王という意味不明の高みを目指す主人公。
しかし、ある意味一貫した姿勢が格好良くみえるから不思議。
行動は馬鹿だが、思考は理論的で、紳士的な部分もグッド。
1巻では若干盛り上がりにかける部分があるが
2巻でグッと魅力が増したと感じる。
特に、単純に主人公がハーレムを築いているのではなく
ヒロインとの間に確かな信頼関係を結んでいく部分が素晴らしい!!
HJ文庫は本作をしっかりと育てていくべき!
なんかTwitter連載がどうのとか言ってて恐怖
クソ作品しかないだろSAOとかとあるとか
なれる!SE
俺のかーちゃんが17歳
が入ってたら個人的に嬉しい
辺境の防御要塞に左遷となった、
戦闘技能はからっきしな読書狂の主人公が、
皇族でありながら疎んじられている皇女と出会うことから、物語は始まる!!
魔獣や魔法なんて存在しない
17世紀あたりのヨーロッパをモチーフにした架空の世界が舞台。
なよっとした参謀の主人公と
勝ち気で腕の立つヒロインという鉄板の組み合わせが光る本作。
2人が、腐りきった帝国を変えるために戦うのが本筋であり、
反逆モノ?としても楽しめる一冊。
『銀河英雄伝説』の影響をもろに受けている、
というかリスペクトしているのが多分に伝わってくる。
1巻は世界観紹介といった感じなので、
2巻以降も手を出して欲しい作品である。
本作はダークな人間関係を描くことに定評のある土橋作品の中で
ありえないくらい異質な作品である!!
学校に伝わる伝説のチケット——『おっぱいチケット』
それは、チケットを手に入れた男子は
好きな女子のおっぱいを揉むことができる夢の様なチケットだった!!
——大きいおっぱい、小さいおっぱい
おっぱいチケットを巡り開幕する伝説のゲーム
お互いに出し抜かれないか疑心暗鬼にかられる男子生徒たち。
学び舎はおっぱいを巡る骨肉の争いが繰り広げられる!!
おそらくこの世の書籍の中で
一番おっぱいという単語を書いたであろう作品だろう。
真面目におっぱいを目指す男子たちの熱意は高次元のギャグに達し
終始笑えるライトノベルとなっている。
だが、土橋作品共通の人間の心理を描く様は見事。
土橋作品の固定概念をぶっ壊せ!!
駄作だったかなぁ、、、?
やはりラブコメで萌え萌えな感じなのがマストなのかな、、、
そもそもライトノベルの枠で出す必要の無いものだったけど
今のラノベの流行りはファンタジーと戦記モノだから
またセカイ系っぽいのの流れが来てもおかしくない
オタクな主人公とギャル風美少女の2人が
お互いに好きな人と結ばれるため、
協力関係を結ぶところから物語が始まる。
主人公は冴えない普通のオタクであり
本当に一般的なオタク男子高校生という点が面白い。
ヘタレでダメな部分が多いものの、ほんの少しずつ成長をしていく。
ラブコメとして安定した面白さを持ち、
パートナーとなるギャル風美少女の『恋ヶ崎 桃』が非常に可愛い!!
もうこの娘と付き合っちゃえばいいんじゃないかな!?
協力関係を続けるうちに生まれる無自覚な独占欲など
恋愛部分でのモヤッとした感じが、青春を感じて素晴らしい。
おそらく近いうちにアニメ化するだろうし、
タイトルの長さで敬遠せず、とりあえず軽い気持ちで1巻を読んでみよう!
嫌煙されるタイトルと、ラノベっぽいラノベだけど
普通に面白いで。軽く読めるし
タイトルで差別なんてしないぜ
4巻まで読んだ上での感想
5巻以降劇的に面白くなってたらごめんだけど
どこらへんがダメだったかわからんが
最近になって主人公が頑張り始めているから、読み口はよくなってると思うよ
15、ケモノガリ
海外での修学旅行中のバスが拉致されるところから物語は始まる。
学生たちは訳もわからないまま
廃墟の街に投げ出され、凶器を持った人間に追われていた。
慈悲もなく、まるで動物を狩猟するかのように
容赦なく殺されていくクラスメイトたち。
殺す側は、ただ喜色の笑みを浮かべ、人狩りを楽しむ。
学生たちは、「狩猟クラブ」と呼ばれる
人間狩りを行うゲームに巻き込まれたのだ。
唐突に突きつけられた『死』という現実に戸惑い
まともな思考すらできない生徒たち。
そんな圧倒的絶望の中で、一人の少年の才能が開花する。
それは日常生活では完全に異質な才能。
——『殺人』の才能だった。
狩る側と狩られる側の立場が変わり、人間狩りゲームは狂いだす。
ラノベ界のセガールこと『赤神 楼樹(あかがみ ろうき)』による
復讐のハードボイルドバトルライトノベル!!
哀愁と狂気あふれる復讐劇に刮目せよ!!
16、ノーゲーム・ノーライフ
ニートで引き籠りの兄妹、空と白。
人間的にダメダメな兄妹だが
2人はネット上で伝説的な最強ゲーマー『 』(くうはく)
だったのだ!!
チートツールを使っても勝つことができない最強のゲーマー兄妹。
そんな2人が異世界に召喚されてしまったからさあ大変。
しかも、その世界はあらゆる戦争、戦闘行為が全てゲームによって決まる世界だった。
本作は最強ゲーマー兄妹が
様々なゲームの隙間を突き、敵を薙ぎ払っていく爽快さが素晴らしい!
とにかく勢いのある展開と
「それありなの!?」という斜め上の攻略法が打ち出される。
アニメ化も決定し、勢いのある本作品。
書いているのはイラストレーターの榎宮祐。
イラストと文章の両方を担当しているというから驚き。
>>77 読 ん で な い
読めよマジ読めよ、マイナーすぎんだよ!
鉄球姫エミリーはいる?
そしてエミリーも読んでない!
『ガストレア』という寄生生物によって人類が滅亡の危機に瀕している世界。
人類はモノリスと呼ばれる四方を囲む壁によって
ガストレアからの攻撃を防いで暮らしていた。
主人公はガストレアと戦う『民警』の少年。
彼はガストレアの遺伝子によって強化された少女と共に
日夜、ガストレアや社会の裏で暗躍する者達と戦いを続ける。
世界自体が窮地に陥っている状態なので、展開はなかなか重い。
だが、バトルも少年漫画的で非常に熱く
主人公がしっかりとヒーロー的な戦いをみせてくれてグッド。
アニメ化も決定して、乗りに乗っているラノベだろう。
ただ、懸念として設定的に絶対に進撃の巨人のパクリって言われること。
声優的にも絶対ネタにされるぅ!
マジで?アニメ化決定してたのか
舞台は剣と魔法が存在するファンタジー世界。
そこに絶大なる力を持つ武具を振るう『戦姫』と呼ばれる
七人の美しい少女達がいた。
彼女たちを有するジスタード王国はその絶大な力によって隣国を脅かしていた。
本作は辺境の町の統治をする伯爵の少年、ティグルと
戦姫の一人、エレンとの戦いから動き出す。
ティグルは弓の名手であり
その腕前を戦姫に見初められてしまう。
そこから国家を揺るがすほどの戦記ファンタジーが始まっていく。
本作の魅力はなんといっても
主人公の格好良さだろう!!
なんかもうハーレム作ってるけど、こいつなら仕方ねぇな!!
普通に好感持てるし、イケメンだし
頭もいいしラッキースケベだし非の打ち所なし!
国家レベルの戦記モノで
主人公の活躍や成り上がりなど
爽快感のある内容を読みたい人にオススメ!
読め読めと言われては早数年
劇場版の魔の手から脱出し、ついに読み終えた本作。
文学少女と作家の少年の物語に
只々、涙を流すしかなかった。
主人公が打ちひしがれて、泣かれると弱いのよね。
ドロドロ鬱屈したと部分と
そこを抜けた後の晴れ晴れとした答えが
心地よい作品だった。
短編や外伝含めると10巻オーバーしちゃうけど
本編は8巻で完結してるのでエントリー。
心葉と遠子先輩の未来に幸あれ!!
まあ俺、ななせ派なんだけどねっっっっl!!
おもいっきり10巻越えてるだろ、外伝と見習いまで読まないとわけわからんだろ
『アポストリ』と呼ばれる異星人が地球に飛来し、
人類との戦争が終わってから19年後の日本。
女性だけで構成されるアポストリは
『共棲』というシステムを作り
禍根を残しつつも、日本のとある街を特区として
人間との共存を始めていた。
本作をアポストリに家族を殺された
高校生の主人公と、アポストリの議長の姪である少女が
共に生き、人類とアポストリの未来を作っていく
ボーイ・ミーツ・ガールである。
本作の魅力は
大人と子供、どちらも魅力的に描いている点だろう。
主人公とヒロインはお互いツンデレタイプであり、
徐々に心を通わせ、信頼関係が生まれていく様が心温まる。
また主人公の父親は、アポストリとの交渉を担う大使であり
政治的な部分で、息子と共にしっかりと活躍してくれる。
大人がしっかりと大人をしてくれると
物語の幅がグッと広がってグッド!
3巻が出るのを、僕はずっと待っている!!!
修学旅行中の交通事故によって
クラスのほぼ全ての生徒がこの世を去った。
残されたのは、修学旅行を欠席した少年と
事故で運良く生き残った、一人の少女だけ。
しかし、生き残った少女には秘密があった。
それは、彼女の心のなかに
死んでしまった24人の魂が乗り移ってしまったことだった。
彼女は少年と共に
クラスメイトの最後の願いを叶えはじめる。
本作は悲劇から始まり、幸福を叶えていく物語である。
とにかく、設定からしてずるい!!
もう泣くしか無いじゃないか。
でも、決して悲しいからではなく
願いが叶えられていくのが、ベタだが泣ける!!ずるい!!
それ続きもう出ないってさ
やめてくれぇ……
本作は異世界でのリアルな戦い、生き死にが描かれる冒険譚である。
主人公たちは12人の男女は
記憶を失い、自分がどこから来たのかもわからないまま
まるでRPGような異世界に放り出されてしまう。
なし崩し的に義勇兵見習いとなり
生きるためにモンスターを狩る生活を始める主人公たち。
そこには伝説もなく、救世主もなく
ただ生きるために殺す生活があった。
本作の魅力は何と言ってもその『地味さ』である。
それは『現実的』といっても言い過ぎではないだろう。
主人公たちは、死に物狂いでゴブリンを狩る。
攻撃を一撃でも喰らえば、それが即、死に繋がる綱渡りの戦闘。
いきなり異世界で目を覚まし、魔王と戦うなんてことは不可能なのである。
物語に一貫してある都合の悪さが、物語を静かに盛り上げてくれる!!
世界を揺るがすような波乱のある物語ではないが
等身大のキャラクター達が、悩み苦しみ、それでも生きていく。
それこそが本作の魅力だ!!
超空間ゲートによって
異世界と繋がってしまった都市『サンテレサ』で
異世界から派遣された騎士見習いの少女と、オッサン刑事のタッグが
いがみ合い対立しながらも、事件を解決していく!!
美少女とオッサンの凹凸コンビのぶつかり合いっぷりと
次第にお互いを認め合い、信頼関係が生まれるところが
実に素晴らしい本作。
ファンタジーな設定だが、洋画を彷彿とさせる部分が多分にある。
さすが賀東招二、地に足のついたエンタメで安心の面白さである。
長いこと新刊の刊行が止まってしまっていたが
ガガガ文庫の腐った策略によって
作者に新刊執筆の誓約書を書かせ、新刊発売が決定した本作。
よくやったガガガ文庫!!
本当に来年3月までに新刊が出せるのかガガガ文庫!!!
あの作品がすべてのライトノベルの頂点だといまだに思ってる
醜悪祭がひどすぎた
10月からアニメも始まった本作。
重度のオタク主人公が、日本と繋がった異世界で
オタク文化を流行らせるミッション開始する物語。
魔法があるファンタジー世界でオタク文化を流行らせる!!
一見すると、突拍子もない設定に感じるが
それをしっかりと意味を持たせる説明もあり、
決して一発ネタでは終わらない本作。
さすがに長い間、多様なラノベを書き続けてきた
榊一郎といったところか(毎月新刊出してる気がするが大丈夫なの?)
決してご都合主義で終わらず、
しっかりと異世界での異文化交流を楽しめる本作。
アニメのデキもなかなか良さそうだったので
アニメで気に入った人は、ぜひ原作も読んでみよう!!!
25、電波的な彼女
自称不良の少年、柔沢ジュウは
日々喧嘩に明け暮れ、自暴自棄に日常を過ごしていた。
そんな日々に突如、彼を『前世からの従者』だと名乗る
謎の電波的な少女が現れることから物語が始まる。
時期を同じくして、彼らの住む町で
連続殺人事件が起こり続けていた。
その事件の魔の手は、ジュウのすぐ側まで忍び寄り
彼の知る人物も魔の手にかかってしまう……
電波的な彼女に不信感を抱きながらも
事件に巻き込まれていく主人公。
ラノベには珍しいダークなサイコサスペンスは
読み手を選ぶものの、一見の価値あり。
OVAのデキが非常に良いので
そちらから入っても良いかもしれない!
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1381665978/
(´-`).。oO(コメント)